【J1リーグ18節】鹿島 VS 磐田(2019.7.6)

鹿島 2-0 磐田

 

■得点者

29分 オウンゴール(鹿)

40分 小池(鹿)

 

■寸評

相変わらずひどい内容。

ただ、文句だけ言っててもしょうがないので今日は良いところを書きたい。

 

オウンゴールとなったセットプレーはラッキーではなく、デザインされたプレーだった。磐田の選手の奥に二人詰めていたので彼はあそこで触らざるをえなかった。レアンドロのフリックで勝負あったというところか。

小池のシュートは本人曰く「センタリングだった」とのことなのでラッキーだったのかもしれないが、攻守において小池はよくやっていた。ずっと課題だった左サイドバック問題は安西と小池でなんとかなりそうだ。

 

また磐田には15本のシュートを打たれたが、そのどれもがペナルティーエリア外やコースを限定したもので中の部分では自由にやらせていなかった。そういった意味でそこまで危険なシーンは作られていなかった。

 

と頑張って良いとこ挙げてみたが、全体的に連携が少ない、前にボールが繋げない、前線ボールが入ってもキープして時間を作れない等、本当にこれでよく勝ったなという印象。

逆に磐田はそこまで悪い内容ではなかったのにここまで勝てないのは、もうツキがないとしか言いようがない。うまくいっていない歯車がかみ合えば最下位にいるチームではないはず。

 

「内容が悪くても勝つのが鹿島の伝統」ということでJ最速の500勝、順位も暫定ながら4位と良い雰囲気に見えるが、海外移籍の問題も合わせて先が見えない状況は続く。